石田まさひろ政策研究会

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-128(2018年3月1日発行)

今国会の最重要法案の一つが働き方改革法案です。医療現場もその例外ではありません。
中でも、医師の長時間労働は非常に過酷で、ある意味その犠牲によって国民の健康が守られています。この状況を是正していかなければなりませんが、倫理観や応召義務とのジレンマに折り合いをつけることが課題です。さらに、医療福祉関係の他職種にも大きな影響を与えますから全体の議論も必要となります。

厚生労働省は、今から実行できる医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取組について取りまとめました。医師の健康やワークライフバランス、医療の質や安全の向上が狙いです。

1. 医師の労働時間管理の適正化に向けた取組
・確かな労働時間を管理するためにICカードやタイムカードでの出退勤時間の管理など

2. 36協定等の自己点検
・協定や就業規則等を自己点検し医師にきちんと周知する

3. 既存の産業保健の仕組みの活用
・衛生委員会や産業医等をきちんと活用する

4. タスク・シフティングの推進
・医師の業務負担軽減のため他職種への業務移管を進める
初療時の予診、検査手順の説明や入院の説明、薬の説明や服薬の指導、静脈採血、静脈注射、静脈ラインの確保、尿道カテーテルの留置(患者の性別を問わない)、診断書等の代行入力、患者の移動など
・特定行為研修を修了した看護師の有効活用を進める

5. 女性医師等に対する支援
・出産育児等で仕事やキャリア形成が阻害されないよう、短時間勤務等の多様な働き方を進めるなど
☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックが終わりました。世界中から一流のアスリートが集まる大会ならではの見どころが沢山ありました。

女子スピードスケート500メートルをご覧になりましたか? 2月18日(日)の夜、私もライブで試合を見ていました。会場は李相花選手を応援する地元韓国の人たちが異様な盛り上がりを見せていました。今大会では、開催直前にアイスホッケーにおいて韓国と北朝鮮合同チームが急ごしらえされるなど、オリンピックの政治利用とも受け取られるような動きがあったので、日頃は日韓関係に冷静な私も小平奈緒選手への応援に熱が入っていました。
15組目の李相花選手の記録が小平選手の記録を下回った時、胸のすくような思いが走ったのは事実です。しかし、その後の展開は皆さんもご存じでしょう。優勝が決まった小平選手が李選手に寄り添い、プレッシャーの中での検討を讃え共にリンクをランしたのでした。

その姿を目にして、私は自分の小ささを恥じました。「超一流の選手ってすごいなぁ」と思いました。と同時に、偏狭なナショナリズムは心の隙に北風のように忍び込むものだということも改めて思い知りました。

その後、カーリング女子の準決勝で日本と韓国が戦い、すさまじい熱戦の末、韓国が勝利した際には、反省を生かして「うん、韓国の技術と冷静さが上回っていた。いい試合だった」と両チームに拍手を送ることができたのです。
しかし、翌日、またしても自分の小ささを恥じることになりました。銅メダルを獲得したLS北見のスキッパー・藤澤五月選手がメダル獲得を祝福された後、「大会を振り返ってベストショットはどれでしたか?」とインタビューされたのです。彼女は何と答えたでしょう(TVでご覧になった方も多いと思いますが)。「準決勝(日本が負けた試合)での、韓国の金恩貞選手のラストショットです」と、いつもの笑顔を湛え答えたのです。やっぱり超一流になる人はすごいですね。

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