石田まさひろ政策研究会

薬剤耐性菌について

G7伊勢志摩サミットでは、世界的な注目課題になっている薬剤耐性対策への取組が合意されました。
合意文書の該当部分を短いですから全文記載します。

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薬剤耐性 (AMR)対策の強化
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多分野による「ワンヘルス・アプローチ」と各国の協力強化:
G7のこれまでのコミットメントに基づき、WHOのグローバル・アクション・プラン等に沿って多分野の協調によるワンヘルス・アプローチを促進、AMRに関する国家薬剤耐性サーベイランスシステムの構築・調整に向け、協調と支援を強化。

AMR国家行動計画の策定・履行支援:
WHO・FAO、OIE等やアジアAMR東京閣僚会議のコミットメントと連携、本年の国連総会時のAMRに関するハイレベル会合2016を支持し、他国のAMRに関する国家行動計画の策定・履行を支援。

抗微生物剤の有効性の温存:
抗微生物剤の有効性を国際公共財として認識し、その有効性を保持することを優先(情報共有、規制面の連携促進、意識の向上、国際協力の推進等)。合理的使用とともに、安全かつ効果的で品質が保証された抗微生物剤のアクセスを確保。
市場の失敗への対処等を、G20を含めた国際社会と共有。
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このように抗生物質の過剰投与はサミットの議題になるくらい大きな問題です。ちょうど先日、あらゆる抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」の完成事例がアメリカで初めて見つかったという報道がありました。
http://jp.reuters.com/article/plasmid-born-gene-idJPKCN0YI0F8

細菌と人間との関係について、再考すべき時が来たのかもしれません。

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