石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-147(2018年11月22日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-147(2018年11月22日発行)

参議院でも各常任委員会で本格的な議論が始まりました。

私が委員長を務める厚生労働委員会でも、大臣の所信に対する質疑を6時間。中央官庁等の障害者の雇用に関しての参考人質疑を約2時間、その集中審議を4時間。さらに今日は一般質疑2.5時間を行いました。

これを終えて先ほど、ようやく前々国会からの積み残しである水道法改正案の趣旨説明ができました。来週には議論ができると思います。

入国管理法の改正を中心に国会は与野党の対決モードが高まっています。多くの委員会で、委員の発言する声が大きくなり、不規則発言も増えがちです。テレビなどでも対立場面が強調された報道がなされています。

しかし、委員長は落ち着いた議論が深められるよう采配を振るうのが役割。しっかり担っていきます。

 

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

このメルマガで、昨年9月20日にご紹介した『注文を間違える料理店』という取り組みが、今では世界中に反響を呼んでいます。日本各地で同様のイベントが行われた他、韓国・オーストラリアでも取組みが進んでいます。

『注文を間違える料理店』は、ホール担当者が皆、認知症とともに生きる人たちです。忘れっぽいので、受けた注文を間違えることがあるのですが、それはそれでお客さんのテーブルは笑顔に包まれるという素敵な料理店なのです。昨年9月の六本木で開かれたこのレストランに、私は、元環境庁長官の清水嘉与子先生(現・日本訪問看護財団理事長)と訪れました。仕掛け人は、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』で特集もされた和田行男さん(介護福祉士)と、NHKディレクターの小国士郎さんです。

※注文を間違える料理店動画(清水先生と五反分も登場しています)

和田さんとは、私が診療所や介護施設で働いていた頃からの25年来の友人です。和田さんは、もともと国鉄職員だったのですが、転職して福祉・介護の世界に飛び込みました。虚心坦懐な目から見ると当時の介護施設は「してあげる」介護が主流で、和田さんにはとても不思議に思えたそうです。そこから「できることはしてもらう、できないことだけ支援する」という考え方をベースに、「認知症になっても人間として普通の生活を送る」思想で介護界に新風を吹き込みました。そして清水嘉与子先生と石田昌宏議員の推薦を受け、今年の『ヘルシーソサエティ賞 パイオニア部門』を受賞されたのでした。

http://www.healthysociety-sho.com/past/2017.html

『注文を間違える料理店』も和田さんの思想と、小国さんの思いが巻き起こした新風です。その取り組みは、週刊朝日誌上で連載されている『ヘルプマン』という漫画で、先々週から取り上げられています。漫画で登場する和田さんと小国さんがそっくりで、思わず笑ってしまいました。

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