石田まさひろ政策研究会

 

第197回臨時国会 参議院本会議

第197回臨時国会 参議院本会議
12月5日

第196回通常国会において衆議院より送付され、参議院で継続審査となっていた「水道法の一部を改正する法律案」の、厚生労働委員会での審査の報告を、委員長として行いました。その後の採決で可決し、水道法の改正が成立しました。

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○議長(伊達忠一君) これより会議を開きます。
日程第一 水道法の一部を改正する法律案(第百九十六回国会内閣提出衆議院送付)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。厚生労働委員長石田昌宏君。
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〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕
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〔石田昌宏君登壇、拍手〕

○石田昌宏君 ただいま議題となりました法律案につきまして、厚生労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。
本法律案は、第百九十六回国会において衆議院より送付され、本院において継続審査となっていたものであります。
本法律案の内容は、人口減少に伴う水の需要の減少、水道施設の老朽化等に対応し、水道の基盤の強化を図るため、都道府県による水道基盤強化計画の策定、水道事業者等による水道施設台帳の作成等の規定を整備するとともに、地方公共団体である水道事業者等が水道施設運営等事業に係る公共施設等運営権を設定する場合の許可制の導入等の措置を講じようとするものであります。
委員会におきましては、水道事業における広域連携の必要性、水道施設運営権方式の導入の是非、継続的な水道関係予算確保の必要性、水道事業を担う人材確保策等について質疑を行うとともに、参考人より意見を聴取いたしましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。
質疑を終局しましたところ、立憲民主党・民友会、国民民主党・新緑風会及び希望の会(自由・社民)を代表して石橋通宏委員より、水道施設運営権の設定の許可に関する規定を削ることを内容とする修正案が提出されました。
次いで、討論に入りましたところ、立憲民主党・民友会を代表して川田龍平委員より修正案に賛成、原案に反対、日本共産党を代表して倉林明子委員より原案に反対、希望の会(自由・社民)を代表して福島みずほ委員より修正案に賛成、原案に反対の旨の意見がそれぞれ述べられました。
討論を終局し、順次採決の結果、修正案は否決され、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、本法律案に対し、附帯決議が付されております。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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○議長(伊達忠一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数         二百三十七
賛成            百六十五
反対             七十二
よって、本案は可決されました。(拍手)

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