石田まさひろ政策研究会

がんの末期を自宅で迎えるか、病院で迎えるか

共同通信の配信記事によると、がんの末期を自宅で迎えるか、病院で迎えるか、どちらをとっても生存期間にほとんど違いがないそうです。筑波大学と神戸大学のチームの調査の結果です。

http://www.47news.jp/news/2016/04/post_20160406190303.html

もう少し丁寧にいうと
・余命が14日以下とされているグループ(日単位)では、実際の生存期間は自宅が13日、病院が9日
・余命が15-55日とされているグループ(週単位)では、自宅が36日、病院が29日
・余命が56日以上とされているグループ(月単位)では、自宅が59日、病院が62日(有意差なし)

違いがないというか、むしろ自宅のほうが長いといいたくなる結果ですね。

また、自宅で亡くなった患者は、抗生物質の投与や亡くなる前の2~3日前の点滴が少なく、どうやら病院より医療行為が少なくても寿命は変わらないと言えそうです。ただ、調査の対象者が専門的な緩和ケアを行う医療機関で診療を受けているという限定があるので、こういうところでは入院しても自宅と同じように積極的に治療を行わないという理由があるのかもしれません。

人生の一番最期の医療の在り方を、もっと考えねばと思いながらこの記事を読みました。

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