石田まさひろ政策研究会

 

糖尿病対策は、全世界的な課題

WHO(世界保健機関)が発表した調査報告によると、糖尿病を患う成人が特に低・中所得国で顕著に増えており、その国の健康および社会経済的に大きな影響をあげています。

特に増加している国は、中国、インド、インドネシア、パキスタン、エジプト、メキシコなど。一方、北欧や西洋は罹患率は低くなっています。

いくつかのデータをみると
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2016/world-health-day/en/

・糖尿病を患う成人は世界中で増えており2014年に4億2200万人で世界人口の8.5%。1980年の約4倍(率では約2倍)
・18歳以上の大人の3人にひとり以上が太りすぎ、10人にひとりが肥満。
・糖尿病が原因の死亡は150万人、かつ糖尿病は心血管および他の疾患のリスクを増加させることでさらに220万人が死亡。

糖尿病対策は、先進国だけでなく世界的な課題と位置付けるべきですね。報告書では、薬だけでなく、健康的なライフスタイルを促進するために介入、セルフケアを促進するための患者教育、合併症の早期発見と治療のための定期的なスクリーニングが必要と述べており、まさにその通り。

この対策、日本も決して進んでいるとはいえませんから、もっと積極的な推進を後押しする政策も必要かと考えています。

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