石田まさひろ政策研究会

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.7-181(2020年2月6日発行)

新型コロナウイルス関係の情報が行き交っています。時間単位で刻々と変わるので必要な情報の焦点がわかりづらく、たくさんの不安も広がっています。

自分は何をしたらいいのか、国民に向けたメッセージをわかりやすく出して欲しいと政府にお願いしていましたが、こんなメッセージが発せられました。

「新型コロナウイルス感染症は、我が国において、現在、流行が認められている状況ではありません。国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。」

なお、今般の新型コロナウイルス感染症の発生について、厚生労働省に電話相談窓口があります。

・厚生労働省の電話相談窓口 電話番号:03-3595-2285
・受付時間:9時00分~21時00分(土日・祝日も実施)

また、都道府県・保健所等にも電話相談窓口が設置されました。以下のアドレスからご確認ください

https://www.kantei.go.jp/jp/pages/corona_news.html(首相官邸HP)

特にこのところ、寒さが厳しくなっています。体調管理にお気をつけください。

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

昨年末、『急に具合が悪くなる』という本を買いました。日経新聞の広告欄を見て興味をもったからです。宮野真生子(まきこ)という哲学者と、磯野真穂という人類学者の10便にわたる往復書簡をまとめたものです。

新進気鋭の学者がおのおの命を削るように吐き出した思念が、一見軽やかな文体に収められています。「命を削る」という表現は決して大げさな物言いではありません。宮野は、乳がんを患い余命が長くないことを磯野に明かした上で書簡のやりとりを始めているからです。宮野が医師から「急に具合が悪くなるかもしれない」と言われたことが、一風変わった書名の由来にもなっています。便りは昨年(2019年)4月27日に始まり、7月1日に終わりました。宮野が亡くなったからです。

書簡は時にユーモアを交え、時に鋭く相手の深奥に切り込みながら交わされます。宮野が専門とした「偶然性」にまつわる哲学的考察は、あたかも「眼前に迫った死」が触媒になったかのように燃焼し加速し、終盤、結晶化して立ち現れます。加えて「医療」や「出会い」など様々なことについて考えるヒントを与えてくれる本でした。

がんが進行しモルヒネで痛みを抑えながら自らを観察し、思念を言語化していく行程には学者の凄みさえ感じます。最終便で宮野が偶然性について、『私たち』が「時間の発生をつかみ取って」引き出してくることこそ時間の厚みの正体だと喝破したとき、震えるような感動を覚えました(詳しくはご一読ください)。

哲学書としてはもちろん、がん治療と仕事の両立本としても大変読み応えのある一冊です。

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