法律・予算1093【第211回通常国会法案解説シリーズ50】刑事訴訟法等の一部を改正する法律案近年の傾向として、勾留したものの保釈をする数が増えています。一方、保釈中の逃亡等によって、保釈取消しになる数も増えています。そこで、勾留されてから裁判が行われ、実刑が確定し、矯正施設に収容されるまでのプロセスで起き得る不備を見直します。 例えば、保釈された被告人が公判に出ないときの不出頭罪の整備や、国外逃亡防止のために...