データ解説2156医薬品における先発品、後発品のシェア割合日本は、米国、欧米諸国に比べ、後発医薬品が出た後も先発品の利用が6割を超えて多いのが現状です。 医療者が後発品使用を勧めるのと同時に、先発品の薬価を見直すなどして、薬剤により膨れ上がる社会保障費に歯止めをかける取り組みが必要です。 出典:平成27年5月17日 第105回社会保障審議会医療保険部会資料
データ解説2989在宅医療を担う医療機関の特性(訪問時間帯)一般の診療所や、在宅療養支援診療所では、主に外来や医療スタッフの休憩時間の合間を利用して、訪問医療を提供している現状があります。 在宅医療ニーズの高まりから、今後、在宅医療に軸足をおいてサービスが提供できる施設を増やす必要があります。 出典:平成29年4月12日中央社会保険医療協議会
データ解説2005在宅医療を行っている診療所の意向在宅医療を提供している診療所の半数以上は、24時間対応連絡・対応が障璧となって在宅療養支援診療所の申請をしていないことが明らかです。 診療所の医師は、休憩時間や診療時間外の合間で、在宅医療を行っているため、夜間の対応までしきれないのが現状です。 24時間在宅医療が提供できる施設を増やす仕組みを作らねばなりません。 出典...
データ解説4804死亡者数の将来推計死亡者数は今後、増加することが見込まれています。また、近年、病院以外での死亡者数も微増傾向にあり、病院だけでなく自宅や福祉施設での看取りも増加します。 本年度から新たに、看護職への在宅看取りに関する研修事業に予算があてられたことから、看護職者の死亡確認などに関する知識習得や実践力がますます期待されます。 出典:平成29...
データ解説37971週間の就業時間が60時間以上の雇用者の割合インターネット通販の普及やサービスの向上などの影響により、運輸業・郵便業での長時間労働者の割合が高いです。 最近、AIを利用した自動配達サービスの実験を開始している業者が出てきました。テクノロジーでマンパワーを補い、雇用者の負担が軽減することを期待したいです。 出典:平成28年10月25日 過労死等防止対策推進協議会
データ解説2747患者宅への移動に要する時間患者の自宅への往診に要する移動時間が、15分以上の割合は約40%、30分の割合も5%程度あります。 移動に時間が割かれることで、人手不足の医療者のタイムロスとなっています。 今後、患者と医療スタッフをつなぐ遠隔医療を普及させ、医療者の移動によるタイムロスを減らす必要があります。 出典:平成29年4月12日 中央社会保険...
データ解説3060疾病分類別に見た医療費悪性新生物(がん)を含む生活習慣病にかかる医療費は全体の3割程度を占めます。 今の日本は、主に既に疾患がある場合の医療費や介護費に財源を充てていますが、もっと予防医療への投資を始めなければなりません。 出典:平成29年3月29日 中央社会保険医療協議会
データ解説3138糖尿病が強く疑われる者における治療の状況糖尿病の疑いが強い中、約3割の者が治療を受けていない現状があります。さらに、その割合は40代で約半数です。 糖尿病の重症化により、様々な合併症が起こることからも早期に医療介入できる仕組みを作る必要があります。 出典:平成29年3月29日 中央社会保険医療協議会
データ解説3739在宅患者に対する訪問薬剤管理を行う薬局数の推移在宅医療の推進に伴い、訪問薬剤管理が増加し始めました。 薬の効き・副作用の具合、飲み忘れや重複内服などの在宅療養者が安全かつ効果的に治療が継続できるような支援を期待したいです。 出典:平成29年3月29日 中央社会保険医療協議会
データ解説6850医薬分業率の年次推移医薬分業が進んでいます。医薬分業のメリットの一つに、使用者への十分な薬の説明により、理解を深めることが挙げられます。 しかし、現状では、薬の説明文書を渡すだけの調剤薬局もあり、特に高齢者では、十分な理解の上で薬を使用しているのか疑問が残ります。 処方せん料等の加算をとっていることからも、利用者にとって最良の薬剤提供がで...