石田まさひろ政策研究会

新時代の到来

政府がこのたびまとめた「未来投資戦略2017」は、「Society 5.0 の実現に向けた改革」とサブタイトルがついています。

「Society 5.0」とは聞きなれない言葉ですが、実は2016年1月に閣議決定された「第5期科学技術企保計画」の中で提案された日本発の言葉です。

ICTを最大限に活用し、サイバー空間とフィジカル空間(現実世界)とを融合させた取組により、人々に豊かさをもたらす「超スマート社会」を未来社会の姿として共有し、その実現に向けた一連の取組を更に進化させつつ、「Society 5.0」として強力に推進し、世界に先駆けて超スマート社会を実現していく。

計画にはこう述べられているのですが、「Society 5.0」は、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く5番目の社会を意味しますから、とっても大きなチャレンジですね。そんな大きな変化がこれから訪れるのでしょうか。

未来投資戦略2017では、特に5分野について具体的な提案があります。
・健康寿命の延伸
・移動革命の実現
・サプライチェーンの次世代化
・快適なインフラ・まちづくり
・FinTech
どれも生活を大きく変えるテーマです。

特に「健康寿命の延伸」については、こんな項目があります。

・データ利活用基盤の構築
現在バラバラになっている健康・医療・介護データを個人個人が生涯にわたって一元的に把握できる仕組みの構築

・保険者・経営者による「個⼈の行動変容の本格化
保険者に対する予防インセンティブ強化(後期高齢者支援金の加算・減算率の引上げ)
各保険者の取組状況(加⼊者の健康状態・医療費・健康への投資状況等)の見える化(成績表)と経営者への通知。
健康経営による生産性の向上。

・遠隔診療、AI開発・実用化
かかりつけ医等による対面診療と組み合わせた効果的・効率的な遠隔診療の促進。
AI開発・実用化の促進(AI開発用のクラウド環境の整備・認証等)。
AIを用いた医師の診療の的確な支援。

・自立支援に向けた科学的介護の実現
データ収集・分析のデータベース構築
効果のある自立支援の促進
介護ロボット等の導入促進

AIの診断や介護ロボットなどは2018年の診療報酬・介護報酬改定からの反映を目指していますし、データベースの一元化は2020年からの本格稼働が計画されています。
スピード感がありますね。

長い文章なので、読むのは大変ですが、未来に関心がある人なら、いろんな思いを持ちながら読めると思います。

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