石田まさひろ政策研究会

「居酒屋」のあるケアハウス

あるケアハウスの創設20周年のイベントに参加しました。

敷地に入るところからたくさんののぼりがたち、まるでお祭りかと思うセット。
“楽しそう”という感じが伝わってきます。

理事長のあいさつは、入所者に楽しく過ごしてほしいという思いであふれ、それを聞く入所者の顔も楽しそうです。小学生や中学生の吹奏楽部が演奏をしにきて、その保護者とともに、老若男女入り混ざってのイベントでした。

そもそも高齢者の終の棲家が施設というのは不自然。本来はそこも「自宅」であるはず。
学生の時の寮生活のように、食事や介護がついた集団生活の自宅といったらよいでしょうか。

普通、施設に入所すると朝の起床や食事から始まって規則正しい一日を求められます。
それはそれで健康で安全かもしれませんが、人の生活はもうちょっと適当なところがあります。寝坊したいときもあるし、外に行きたいときもあるし、たまには無理をするときもあるし、一日中部屋にこもっていたいときもあります。夜になれば晩酌もしたいし、たまには暴食もしたいし、風呂はやっぱり夜に入りたい。

このケアハウスには「居酒屋」があります。立地上、外出して居酒屋にいくのは大変なので、中に居酒屋をつくりました。利用者はたまにここでお酒をたしなみ、会話を楽しみます。ここは理事長の意思の表れの一つです。自然さ感が入所者全体に伝わっているのでしょう。ひとりひとりの表情が豊かなのが印象的です。

もうすぐ建物内に子供たちが集まる場ができるそうです。高齢者ばかりが集まって過ごしているって不自然ですよね。いろんな世代の人たちが過ごす場となり、ますます自然な場になっていきそうです。

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