石田まさひろ政策研究会

 

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-125(2018年1月18日発行)

[参議院議員 石田まさひろメールマガジン]Vol.6-125(2018年1月18日発行)

5年ごとにその先の高齢社会対策を示す「高齢社会対策大綱」がもうすぐまとまる見込みです。

今、議論されている基本的な考え方は、
・エイジレス
・地域コミュニティ
・技術革新

エイジレスは年齢で画一化することを見直していく方向を打ち出すでしょう。その通りですね。いくつになっても元気な限り仕事、副業、地域での活動、趣味等に取り組める環境を作ることが必要です。

地域コミュニティは大切ですが、高齢者だけが集まって活動するような地域ではなく、いろんな世代の人が交流している姿をめざしていくべきでしょう。

技術革新も大切です。今になってはローテクですが、例えば車イスのお陰で動けない人が外出できるようになりました。今度は自動運転が進めば、人の助けが少なくてもズーッと遠くに行け、生活の範囲が飛躍的に広がります。生活の質を考える上ではひょっとしたら最も大きな変化の実感を生むのが技術革新かもしれません。

大綱ではそれぞれ数値目標を挙げて政策推進することになります。

* 閣議決定したらこのサイトに掲載する予定です。

☆★==陽当たり良好通信====

皆さま、こんにちは。事務所の五反分です。

昨年、島根県看護連盟の研修会に招かれた帰途、出雲空港から羽田行きの飛行機に搭乗した時の出来事です。機内は混雑していて、座席上の荷物入れもほぼ満杯の状況でした。私は早めに乗ったので自分の頭の上の荷物入れに鞄を入れることができたのですが、遅れてきた前の座席の女性3人組は、既に近くの荷物入れが詰まっていました。
一人の女性が困ったように大きなデイパックを抱えておりましたので、私は少し逡巡した後、立ち上がって自分の鞄を頭上から引っ張り出し、通路向かいの荷物入れに入れ替えました。「どうぞ」と言って、その女性に場所を譲ると、お礼を言って彼女はパンパンのデイパックを私の頭の上のコンパートメントに収納したのでした。

座席に着いてシートベルトを締め、彼女が友人に話しかける声が聞こえました。
「何ていい人だ!」
こそばゆいような気持になって、それでも悪い気はせず、でもその後はすっかりそのことを忘れておりました。何ヶ月も経って、ふと今日この出来事を書こうと思い立ったのには理由があります。「いい人ね」というこの単純なもの言い、それを昔どこかで聞いたのだと思い出したからです。
正確に言うと、聞いたのではなく、小説の登場人物の台詞として読んだのです。下田近くの峠の青空にポンと放った「いい人ね」という言葉が、確かに自分が聞いたかのようなリアルさをもって思い出されたのでした。

それは、「伊豆の踊子」が学生のことを噂して同行の家族に発した言葉です。
「いい人ね」「それはそう、いい人らしい」「ほんとにいい人ね。いい人はいいね」日々の多忙さに心が擦り切れそうになったとき、川端康成著『伊豆の踊子』をお勧めします。文庫本にしてわずか32ページ。旅情に身を浸すことができます。

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