データ解説2221介護老人保健施設での短期入所療養介護の利用目的介護老人保健施設の短期入所療養介護の主な利用目的は、介護者のレスパイトです。 今後、高齢者世帯の増加に伴い、高齢者が主な介護となるケースが一層増加することから、介護者の体調不良による利用増加も見込まれます。介護者の体調不良などが起こった際に、被介護者の安全が確保できるような仕組みを作っていく必要があります。 出典:平成...
法律・予算2756法案解説シリーズ(25)-外国為替及び外国貿易法の改正-日本企業の海外展開もずいぶん増えてきました。その中で、日本の企業等が保有する安全保障に関する技術などが海外へ流出する懸念も高まっています。日本や世界の安全保障を維持するためには、これらの技術について適切な管理をし、また輸出入の制裁の実効性を高める必要があります。 そこで、外国為替及び外国貿易法を改正しました。 (1)輸...
データ解説103481990~2060年の人口ピラミッドの変化団塊の世代が75歳を迎える2025年に、医療・福祉のニーズがさらに増加します。2025年以降は横ばいで推移しますが、2040年代後半からは減少に転じ、漸減していくと推計されています。そのため、医療・福祉のニーズも減少していくことが予想されます。 高齢者人口の変化を長期的な視点で適切に捉え、将来の医療や看護、介護の政策を...
法律・予算2391法案解説シリーズ(24)-独立行政法人日本学生支援機構法の一部改正-話題になっていた給付型奨学金制度の創設ができ、4月1日から施行されています。 通常国会で行った法改正は以下です。 日本学生支援機構の目的及び業務として「学資の支給」を位置づけ、「特に優れた学生等であって経済的に極めて修学に困難があると認定された者」に対し、学資の支給を行うことができるようになりました。 平成29年から一...
白書・報告書4573平成28年国民生活基礎調査 介護の状況平成29年6月 厚生労働省 この報告書では、日本の介護の現状が報告されています。 要介護者を抱える世帯の構成では、平成13年から平成28年にかけて、単独世帯や夫婦のみの世帯(高齢者世帯)が急増しています。 また、介護度が高くなるほど、家族がほとんど終日介護をしている者の割合が増加していることや、悩みやストレスを抱えなが...
白書・報告書2532平成28年国民生活基礎調査 世帯員の健康状況平成29年6月 厚生労働省 この報告書では、国民の健康に対する意識の調査がされています。 がん検診の受診率は年々増加していますが、まだほとんどの項目で目標の50%に至っていません。また、その受診率は女性で低い傾向にあることが明らかです。 女性の乳がん罹患率が年々増加しています。乳がんの5年生存率は高く、治療方法が確立し...
白書・報告書4781平成28年国民生活基礎調査 世帯数と世帯人員の状況平成29年6月 厚生労働省 この報告書では、日本の世帯の動向が明らかとなっています。 65歳以上の高齢者のうち、半数以上が単独世帯、夫婦のみの世帯です。80歳以上の高齢者の中でも、半数近くが高齢者世帯であることが明らかです。 医療や福祉をはじめ、単独や夫婦世帯の高齢者だけでも安心して生活が営めるようなシステム作りが一層...
白書・報告書3377平成29年版子ども・若者白書【第3章】困難を有する子供・若者やその家族の支援この白書では以下のことが書かれています。 ・子供・若者の抱える課題の複合性・複雑性を踏まえた重層的な支援の充実 ・困難な状況ごとの取組 ・子供・若者の被害防止・保護 警察による児童虐待の検挙数が毎年増え、父親による虐待が約40%と最も多いことや、児童ポルノの犯罪検挙数や不登校の中学生の割合が年々増えていることが報告され...
法律・予算1903「看護職員の事務作業の効率化のための制度改善を求める意見書」厚労大臣に提出近年、看護師の職場における事務作業の多さが現場の疲弊感を強めています。事務の簡素化、効率化は大きな課題です。 そんな中、自治体もこの問題に目を向け始めています。大阪府内10の市が、「看護職員の事務作業の効率化のための制度改善を求める意見書」を採択しました。 動いたのは「看護を考える地方議員の会」(会長:松村尚子羽曳野市...
白書・報告書4283平成29年版度子ども若者白書【第2章】全ての子供・若者の健やかな育成平成29年6月 内閣府 この報告書では主に以下のことについて書かれています。 ・自己形成のための支援 ・子ども・若者の健康と安心安全の確保 ・若者の職業的自立,就労等支援 ・社会形成への参画支援 特に注目すべきは、近年小中学校を中心にいじめの報告が増え、中学1年生で最も頻度が高くなっています。 また、いじめの原因では、...