2019年7月10日の中医協総会では、「地域づくり・まちづくりにおける医療の在り方について」がテーマになりました。
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000527381.pdf
医療情報の標準化や地域医療情報連携ネットワークについて、進めていく方向の議論が進んでいます。とはいえ毎回のことなので、どこまでいくのか・・・
健康保険法改正で、今年度、オンライン資格確認や電子カルテ等の普及のための医療情報化支援基金の創設されます。こういう政策と相まって、診療報酬改定でも力を込めてほしいです。
また、医療機関と薬局や訪問看護ステーションの連携、さらにもテーマです。こちらも毎回のようにでますが、今回も算定要件の整備などがあるでしょう。
資料に示された論点は以下です。
- 患者の在宅復帰や、医療機関間の連携をさらに進める観点から、病床機能連携にかかる評価の在り方について、平成30年度診療報酬改定の対応を踏まえ、どのように考えるか。
- 医療情報の標準化や、地域医療情報連携ネットワークの構築については、基盤整備のための基金が創設されたところ。医療機関間における診療情報の電子的な送受にかかる評価の在り方については、今後、ネットワークの具体的な活用状況やその効果等を踏まえて検討してはどうか。
- 医療機関と薬局や訪問看護ステーションの連携について、医療現場の取組状況や、平成30年度診療報酬改定の対応を踏まえ、どのように考えるか。