石田まさひろ政策研究会

令和2年診療報酬改定に関して(19)

2019年7月17日の中医協総会では、「介護・障害福祉サービス等と医療との連携の在り方について」という資料が提出されています。

https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000529038.pdf

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築も論点にあげられました。

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムを構築する観点から、地域移行・地域生活支援を含む精神医療に係る評価の在り方について、平成30年度診療報酬改定における対応等を踏まえ、どのように考えるか。

1年以上精神病床に入院している患者がまだ約17万人(うち5年以上が約9万人)もいます。また退院患者の4割が1年以内に再入院しており、地域で必要なサービスが不足していることは明らかです。2018年改定でもこれに関する要件整備等をしましたが、2020年改定でもさらに進められるでしょう。ただ、地域のサービスは自治体や国の予算事業等の充実が必要なので、診療報酬での成果は限定的になると思います。

また、今回「依存症対策への対応」について強調されています。

アルコール健康障害対策推進基本計画(2016年)、ギャンブル等依存症対策推進基本計画(2019年)と、相次いて政府の基本計画が進められており、それに合わせ診療報酬上の対応が求められています。さらに、薬物依存についても厚生労働省内で対策チームが設置されています。

専門的な治療等の評価について充実するよう検討が進められていくと思います。

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