石田まさひろ政策研究会

令和2年診療報酬改定に関して(8)

厚生労働省は次回の診療報酬改定で、「年代別・世代別」に整理してみたいという意向があるのは(6)で示しました。これについて4月の中医協総会で議論がありました。

https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000500775.pdf

https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000528279.pdf

広いテーマなので、ここでは論点の紹介だけにします。出された資料は、データ満載で、日本の疾病構造とか公衆衛生、健康政策といった講義の資料にも使えそうです。これだけ網羅的にまとめてくれるのは、ありがたいです。

 

乳幼児期~学童期・思春期

  • 少子化が進行し、入院から外来を主体とした医療へ変化する中で、小児の入院・外来のあり方についてどう考えるか。
  • 主な受診理由(疾患等)や小児の疾病特性を踏まえ、質の高い医療を確保するために、適切な医療のあり方についてどう考えるか。
  • 継続的な管理が必要な疾患等についてどう考えるか。

周産期

  • 周産期における評価は、これまで入院医療を中心とした提供体制の評価や、ハイリスクの妊婦への評価を重点的に行ってきたが、主に外来医療での対応が中心となる基礎疾患をもつ妊婦等に対する支援ついてどう考えるか。
  • その他、妊産婦を取り巻く環境の変化を踏まえ、どのような取り組みが必要と考えるか。

青年期~中年期(20~30代、40~60代)

  • 生活習慣病に対する早期かつ継続的な管理のために、どのような取組を進めるべきか。
  • 生活習慣病のみならず、精神疾患、女性特有の疾患、がん等を含め、治療と仕事の両立のための産業保健との連携として、どのような取組が考えられるか。
  • 成人に対するう蝕、歯周病、破折による抜歯等を減少させるために、どのような取組が考えられるか。
  • 成人の歯周病の重症化を予防するために、どのような取組が考えられるか

高齢期

  • 高齢化の状況や高齢者の生活環境の変化を踏まえ、高齢期の特性に応じた取組について、どのように考えるか。
  • 高齢期の治療・療養の希望や現状の医療提供体制を踏まえ、今後の体制の構築について、どのように考えるか。
  • 全年齢を通じたう蝕治療等は重要だが、特に高齢者に特徴的な根面う蝕の対策についてどのような取組が考えられるか。
  • 高齢者等に対する口腔機能管理の推進について、どのような取組が考えられるか。
  • 口腔の健康に問題を抱えていても歯科医療機関への通院が困難な高齢者に対してどのような取組が考えられるか。
  • 薬局の訪問薬剤管理指導について、様々な患者のニーズに対応するためにどのような取組が考えられるか。
  • 高齢者のポリファーマシー対策のために、どのような取組が考えられるか

人生の最終段階

  • 患者の意思を尊重した人生の最終段階における医療体制について、患者の意思決定支援の取組(ACP等)の普及状況等を踏まえ、どのように考えるか。
  • 多職種による医療・ケアの取組については、平成30年度診療報酬改定において一定の評価を行ったことを踏まえ、どのように考えるか
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